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OB・鈴木大地スポーツ庁長官「心鍛え世界目指して」 市船60年式典で講演

2018年02月05日  テーマ:テーマなし

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 創立六十周年を迎えた船橋市立船橋高校の記念式典が先月三十一日、同校で開かれ、習志野市出身で同校OBの鈴木大地スポーツ庁長官がお祝いに駆け付けて講演した=写真。在学中の三年時に初めて出場したロサンゼルス五輪や、日本競泳界十六年ぶりとなる金メダルを獲得したソウル五輪などを振り返り、「スポーツを通して心も鍛えてほしい」と後輩たちに呼び掛けた

 同校は一九五七年、普通科と商業科を併設して開校した。船橋市の「スポーツ健康都市宣言」を受け、八三年には体育科を新設した。市によると、体育系ではサッカー部が全国大会優勝十五回、野球部が甲子園に春夏合わせて七回出場、体操競技部が全国大会優勝十六回=一月時点=を数え、「市船」(いちふな)の名を全国にとどろかせている。

 鈴木さんは「後輩諸君へ〜2020東京オリンピック・パラリンピックに思う〜」と題して講演した。ロサンゼルス大会で、緊張からレース直前に体重が四キロ減ったことや、ソウル大会では「最後の五メートルで逆転する」という事前のイメージ通りに泳げたことなど舞台裏を明かした。

 続くバルセロナ五輪を前に、出場するかどうか迷っていた時、大学四年の教育実習後に母校市船の生徒から「バルセロナでもう一度」と刺しゅうが入ったタオルを贈られたエピソードを披露。結果的に練習不足から思うような泳ぎができず、「選手生活の最後に挫折した」と国内の選考会前に引退を決意した苦い体験を口にした。

 しかし鈴木さんは、この挫折体験が、その後の人生に大きな影響を与えたことを強調、「スポーツは人間と心を育てる」と訴えた。東京五輪に向け「世界は広い。ぜひ世界を目指してほしい」などと、生徒や来賓、PTA役員ら約千六百人の聴衆に期待を込めて話した。 

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